「夏」の季節といったら、お出かけにはサンダルと麦わら帽子ですよね。
麦わら帽子は、暑い夏の日差しを遮ってくれる素晴らしいアイテムですが、意外と傷むことって多いんですよね。
でも、気に入ったものは大切に使いたいし今年も出番を待っています。
ちょっとしたほつれの対策もしたいし、破れた穴の修理もしたい、よく見ると気になる型崩れからも復活させたい・・・。
そんな麦わら帽子のトラブルも、自分でじゅうぶん解決できますよ。
ほつれには、木工用ボンドやバイアステープが使えます。
破れた穴には、古い麦わら帽子や布を使って修理しましょう。
型崩れには、スチームアイロンを使いましょう。
スチームアイロンがない場合でも、濡れタオルを被せてアイロンすれば大丈夫ですよ。
それでは、麦わら帽子の自分で修理する方法について詳しく説明していきます。
また、異素材のペーパー素材の帽子の場合についてもあわせてご説明いたしますね。
目次
麦わら帽子は修理できる?
麦わら帽子の修理は自分でじゅうぶん可能です。
ある程度の破れでも、ほつれでも型崩れでも、もちろん大丈夫です。
自分で修理できる方法を知っておくだけで、すぐに対応できてめちゃくちゃ便利ですよね。
麦わら帽子って、けっこう夏場を中心に活躍して街でもおしゃれに活躍するけど、海や山などのアウトドアレジャーでも役に立つから、どうしても傷みは発生しやすいんですよね。
日々のちょこっとお手入れのついでに、見つけたほつれを直したり破れた箇所をつなげたり。
また、久しぶりに被るときなど型崩れが気になるときなどの対処法を知って実践するだけで大切な麦わら帽子が長持ちしてくれて嬉しいですよね。
でも、もしも自分で手に負えないほどの時は「帽子の修理専門店」にお願いすることも選択肢として考慮に入れておくと安心でしょう。
麦わら帽子が破れた時の直し方は?
麦わら帽子が破れた時の修理の仕方を説明しましょう。
- 古くなったり使わなくなってしまった麦わら帽子を、破れた麦わら帽子の穴の大きさに合わせてカットします。(破れた穴より少し大きめに)
- 穴の開いた部分にそのカットした切れ端を当てて、手芸用の接着剤等でくっつけます。
- 穴が大きい場合は、くっつけた箇所の上からさらに布を当てて補強すると安心ですよ。
意外と簡単ですよね?
破れたからといって諦めずに、自分で修理することで麦わら帽子を復活させてみませんか?
麦わら帽子のほつれの直し方は?
麦わら帽子のほつれって、けっこう縁の部分からよくほつれてくるんですよね。
そんな縁のほつれには、ほつれた部分を含めた縁全体にバイアステープを巻き付けてリメイクすると良いですよ。
バイアステープで帽子の縁を巻き込むような感じで縫い付けるといいでしょう。
補強にもなるし、好きな柄のバイアステープでアレンジするととっても可愛らしく仕上がってオリジナリティーが出ますよ。
でも、ほんの少しのほつれくらいなら、木工用ボンドなどでくっつけると固定できます。
ぜんぜんボンドが見えなくなるから、つなぎ目もどこか気付かないほどになりますよ。
ぜひ、一度試してみてくださいね。
麦わら帽子が型崩れした時の直し方は?ペーパー素材では?
麦わら帽子が型崩れしてしまった時は、スチームを当てると素材が柔らかくなって形を直せるんです。
帽子のツバの部分は、そのままスチームアイロンを当てましょう。
頭を覆う丸い部分にはタオルや新聞紙の丸めたものを詰めて形を整えて、その後スチームアイロンの登場です。
スチームアイロンで優しく整えたら、直射日光の当たらない場所で冷まして、乾燥させましょう。
スチームアイロンがない時は濡れタオルとアイロンを
スチームアイロンがない場合でも大丈夫、諦めないでくださいね。
タオルを水などで濡らして、麦わら帽子を裏返した上に被せ、高温に温めたアイロンをその濡らしたタオルの上から優しく優しく当てていきます。
濡れタオルの上から慎重に、優しく帽子を回転させながら当ててあげると綺麗に形が仕上がりますよ。
高温のアイロンを当てても大丈夫かどうかは、帽子についてある洗濯表示などが書かれてあるタグで確かめておいてくださいね。
また、整った後はまだ帽子が濡れているかもしれません。
直射日光の当たらない場所で冷まして乾燥させてあげましょう。
ペーパー素材の帽子の場合の整え方
では、ペーパー素材の帽子はどうでしょう?
紙の素材になるので、一度型崩れすると直らないと言われているのがペーパー素材なんですよね。
ただ、さっと霧吹きを全体にかけてから整えると綺麗にまとまる場合もあるようですよ。
また、ペーパー素材でも材質によってはスチームでも形が整うものもあるようです。
一度様子を見ながら、少しづつ試してみる価値はあるかもしれないですね。
ちなみに私も見た目は麦わら帽子に似たペーパー素材の帽子を持っていて、買うときは少し躊躇しました。
お値段もそこそこしたので、悩んだんですけど形が気に入ったので思い切って買いました。
店員さんには「型崩れしやすいので気をつけてくださいね」と言われていたので、めちゃくちゃ型崩れには注意して、今も専用の箱に入れて帽子の中には丸めた新聞紙を詰めて保管しています。
まだ大きな型崩れはありがたいことになく、もうかれこれ3〜4年が経ちますが、もしも今後型崩れが気になったら霧吹きで修理しようかと考えています。
お気に入りは大切にしたいですもんね。
まとめ
これからの夏に欠かせない麦わら帽子。
季節感も感じるし汗も乾きやすくて、シーンもいろいろ使いやすいですよね。
海辺で麦わら帽子をかぶって過ごすなんて、本当に心地よくて夏を満喫できそうです。
そんな重宝する麦わら帽子だからこそ、大切に使いたいもの。
ほつれや破れはすぐに直しましょう。
ほつれは、バイアステープや木工用ボンドでチャチャっと直しちゃいましょうね。
破れは、古い麦わら帽子の力を借りて修理をしましょう。
ひどい時は布も一緒に接着剤で貼ると補強できていいですね。
長く使用したり、保管してあるとうっかり型崩れが起きています。
スチームアイロンか、ないときは濡れタオルで代用してアイロンをかけましょう。
濡らすと柔らかくなって形が整いますよ。
整ったら、日陰で冷まして乾かしましょうね。
今年もお手入れで生まれ変わった麦わら帽子で、ステキな夏の思い出を作りませんか?